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退院後のブルーな日々 [手術]

退院から2日目のメモです。

 

朝自分でごみ出しできた。食事の支度、洗濯、布団干し、簡単な片付け…それだけ午前中にやったら、すっかり足が疲れてしまった。夕方足を見ると、脛の内側、足首とふくらはぎの中間のあたりがぷっくり腫れている。むくみがだんだん脛にまで及んできているのか。不安が募る。

それよりも、ショッキングなことが起きた。朝、一度起きてからまどろんでいる間にもらしたのだ。気づくと下着が冷たいので、汗かと思ったが違った。


すぐトイレに行って排尿するが、たくさんは出なかった。すでに少し出していたからかもしれない。


昨日一日、排尿するときに、力を入れなくてもすぐ出る感覚があった。骨盤底筋が弱っているのか。外陰部のむくみが解消された分、尿道の圧迫がなくなったのか。


更にショックなのは、午前4時に一度用を足している(のにもらしてしまった)ことだ。また尿が夜生産される体質に戻ってしまったのか。また、本には、尿もれは術後2、3ヶ月で頻尿に伴い起こると書いてあったが、まだ3週間なのだ。


羽毛布団が少し濡れたので、妹に頼んで干してもらおうかと思ったが、同居人も一緒に来るということだったので、自分で干した。


まだ尿とりパッドは使いたくない。対策として、①なるべく早い時間から夕方までに水分をとり、昼間十分排尿する ②寝る直前に用を足す ③骨盤底筋を鍛える、をやって様子をみようと思う。


でも明日の朝もやっちゃったら、もう観念しなくては。

家に帰ってから二晩続けてあまり眠れていない。


抗がん剤による脱毛のことを考えると、悲しくてさめざめと泣いてしまう。とても平静に受け止められそうもない。誰にも見られたくない。今度も諦めて前に進めるだろうか。笑顔になれるだろうか。あすなろ帽子を被っている他の患者のように人前に出られるだろうか。あの帽子を被っている人を(病院で)見かけると、つい表情を観察してしまう。今夜は泣かずに眠れるか。

排便なし。

その翌日のメモ


昨晩、かつらの店を調べていると、気持ちが落ち着いてきた。やはり悩むより行動だ。
今日電話して、1軒は予約不要、2軒は土日にそれぞれ予約をした。

 

「さめざめ」って、普通自分を描写するときには使わないだろう~って感じですが(^^ゞ

それはともかく、

やっちゃいました、尿失禁(^^ゞ

病院にいるときも、じっとしていたつもりはなかったのですが、帰宅してからの方が、圧倒的に活動量が増えたようで、むくみが解消されてきたのです。(足は夕方はむくんだけど)それに伴い、リンパ液の排出が増え尿量が増えた、下腹部のむくみがとれたため尿道の圧迫がとれた、ことが原因だと思われます。

2回目の辺りは、念のため尿とりパッドをあてていました。(そして、たまたまパッドが切れて、もう買いに行くのも辛いから寝ちゃえ!とやけくそで寝た日に、案の定やっちゃいました)

だから、もし私と同じようなことがあっても、あせらず様子を見られたらいいと思います。

今のところ失禁は、この時と化学療法で入院中に1回です。

それでも油断は禁物なので、普段は、尿意があればトイレに行きますが、なくても2~3時間おきには行くようにしています。また、なるべく遅くに水分は摂らなくていいように、早めに夕食を済ませるようにしています。

心配な時期は、赤ちゃんや介護の必要なお年寄り用の「介護用シーツ」というのが薬局に売っています。それをシーツの下に敷いておくと安心かと思います。

失禁まで行かなくとも、尿漏れというのは広汎子宮全摘を受けた患者さんに多い悩みだそうです。(約4割)せきやくしゃみをしたとき、重い物を持ったときなど、腹圧がかかったときにちょっともれてしまう。手術を受けていなくても、比較的女性に多い悩みのようです。出産や加齢に伴い、骨盤底筋が弱くなるために起こるのだそうです。

私は、前にも登場した『子宮がん・卵巣がん 手術後の生活ガイド』という本に載っている骨盤底筋体操を、しばらくやっていました。

基本は体の力を抜いて、肛門と膣に力を入れるというものです。それを寝たり、テーブルに手をついたり、姿勢を変えて行います。(詳しくは、「骨盤底筋体操」で検索するとたくさんヒットすると思うので、気になる方は調べてみてください)

時間がない人は、肛門に力を入れたり緩めたりということを繰り返したり(電車の中でもできそうですね)、階段の昇り降りをするだけでも効果があるそうです。

 

髪のことは、ほんとに嫌でしたね~。

たぶん、私が見栄っ張りだからでしょう(笑)

でも、行動すると、不安は減りますね。ふわっと蒸発していくような感じ。その辺にただよってはいるんですけど。

 

かつら購入については、また次回に書きます。

 

 


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ブルーな日々 [手術]

転移のことを知らされてから、退院するまでの間は、けっこう辛いことが重なった日々でした。


手術から12日経った頃から、リンパ節をとったあたりの痛みが少しずつ和らいできました。


そして、リンパマッサージを教えてもらって数日、食べる量が少ない割に、術後のむくみのため減らなかった体重が減り始めました。


毎日4セット、5セットとマッサージしていた成果でしょうか?


リンパ管のわき道ができたのかも♪と喜びました。


でも、人とお茶をしようと、病院内のお店で小一時間座っていたら、夜にはむくみが強く出てしまいました。


体重がわずかずつ減るものの、見た目には状態がよくなっているようには見えず。朝はむくみがひき、昼間動き回ると夕方にかけてむくみが強くなり、また朝はむくみがひくことの繰り返し。


歩くことは、腸を動かすので便通にいいのと、血栓を予防するため、病院から勧められます。
アスリート系?の人は、そういうときもストイックなまでに、早足で何周も歩かれていました。
わたしも、点滴台や廊下の手すりにつかまりながら、毎日歩いていました。


12日目のメモには、「このままむくみが引かなかったらどうしようという不安が首をもたげ、涙がにじむ。」と書いています。


退院してからの方が、体を動かすことが多くなり、むくみがひいていくのが実感できたので、リンパ浮腫については気持ちを楽に生活できたかなと思います。実際に術後の一時的なむくみがほとんどなくなったと感じられたのは、4カ月後の11月でした。

 

術後15日目に、化学療法について腫瘍内科医から説明がありました。(この件は次回に書きます)
話を聞いた後どよ~んとなっているところに追い打ちが…。
以下、その日のメモです。


今日はついていないことだらけだ。
ついていないこと2つ目:退院が延期になる。
6時半頃先生が来られ「○○さん、バッドニュースだ」と言われる。
何事かと身構えると、血液検査をしたら血栓の値が急に高くなったとのこと。
何ともないことの方が多いが、検査をして、必要があれば投薬治療をするとのこと。
治療する場合、期間は1カ月。
退院は4日~1週間延びる。
頭はすっかり退院モードで、午前中に荷物の整理をし、6時前に帰り道に備えて杖を買ったばかりであった。
なんたることだろう。
(主治医は出張のため、退院日に不在の予定だったため)先生に火曜日にまた会っちゃうかもと2回言われるが、ちっとも嬉しくなく反応しなかった。
母もすでに昼間から飛行機でこちらに来ていたし、妹も仕事を休むことにしていたのに…。
すっかりやる気をそがれ、更になげやりな気分に。

先生が、今回退院が延期になった原因である血液検査の結果を見せてくれた。
血栓の値?が正常範囲が0~1.0に対し17になっていた。
それは大変そうだと、素人でも感じる大きさの数だ。
普段からよく歩くよう心がけていたので、どうしてかという思いがある。
日曜日に妹たちとお茶をするため、小1時間座っていたことと、水を1.5lまでは飲めておらず、1.3lくらいで終わっていることぐらいしか身に覚えがない。
先生に聞いてみると小1時間座るくらいは問題ないということなので(水の件は話さず)、こうなったのは不可抗力だと思うことにする。
夜、看護師のTさんに「できるだけ運動するように気をつけて、その結果がこれか~い」と不満を聞いてもらった。

落ち込んでいたとはいえ、主治医にに甘えてましたよねぇ。E先生、スミマセンでした!

翌朝、血栓の疑いがあるので、リンパマッサージは控えるよう指示がありました。
そして、血栓の有無を調べるため、超音波検査の予約を入れていただきました。

超音波検査は、妊婦さんのお腹の中の胎児を見る機械と同じような感じです。ジェルを検査する部分の皮膚に塗って、読み取る器具を皮膚に押しつけます。
ジェルは暖かくしてあるので、ひやっとすることはありません。
腿の内部をみるときは、内側のライン(きっと血管)は器具をぐりぐりと押しつけるだけでしたが、腿の中央寄りのラインは押しつけながらふくらはぎをぎゅっとつかんだりされていました。
脛をみるときは、座った姿勢でベッドから足を下に下ろすので、機械の操作盤がよく見えておもしろかったです。
臨床検査技師の方は、片手では読み取る器具、片手ではボタンなどを複雑に操作されていました。
検査時間は1時間。技師の方は、途中で「あっ」と驚いたりする場面もなかったので、血栓は見つからなかったような印象を受けました。

その翌日、血栓の有無を調べるため、CT検査も受けました。
この日もけっこう落ち込んでいます。
以下、その日のメモです。今読むとかわいそうな気もするし、落ち込んでた自分が恥ずかしい気もします(^^ゞ

麻痺がきている足の腿にバチッと痛みが走ったり、胸のあたりに違和感を感じる度に、血栓ではないかと思う。
でも、痛みなど、足にもそけい部にも下腹部にもしょっちゅう起こるので、もはや気にしても仕方がない。

それにしても、自分は丈夫だと信じていたが、足に麻痺が出たり、一時的にかもしれないがリンパ浮腫が出たり、血栓の疑いで退院が延びたり、結構人より苦労している。
なんてこった!

婦人科がんについての本を読んで、抗がん剤以外の方法がないのか、再度確かめた。
やっぱりない。一つ目のガーン。
卵巣欠落症の症状を読んで二つ目のガーン。
特に、術後3~5年に起こる委縮性膣炎と尿失禁はきつい。
そして再発・転移に関する部分を読んで三つ目のガーン。
信じれば再発・転移はないのか?!
信じていても起こることはあるが、信じないよりはましなのか?!
今日は落ち込む一日だった。

夕方、血栓は見つからなかったと(主治医ではない医師から)検査結果の報告を受ける。
もう明日にでも退院してよいとのこと。
○○先生の口ぶりに比べると、えらいあっさりしていて拍子抜けした。
ま、なかったことを喜ぶべきなのだろう。

この頃、父からのメールで、母が毎日がんの本を読んで勉強していると知りました。
有り難く思う反面、そんな勉強を親にさせて情けないという思いもありました。
その恩を返せる日が来るのだろうかと思いました。

その後、生活する中で、母と妹は、後遺症のこととかわたしが生活上気をつけないといけないことを、私が期待する以上に知っていてくれています。
いちいち説明する必要がなく配慮してくれるので、本当に楽だし有り難く思っています。

そして、入院期間21日、術後18日目にして,私は一時退院したのでした。


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転移 [手術]

術後9日目のことでした。

退院予定日まで一週間しかないのに、足の麻痺のことについては何の見通しも立ちません。今後どうしたらよいのか(自分で整形外科にかかればよいのか?)を婦人科の担当医E先生に尋ねたところ、面談室に呼ばれました。

話は足のことではなく、手術の結果のことでした。

肥大していたリンパ節は、その場ではがんを発見できなかったが、怪しいのでよく調べたところ、小細胞がんの成分が見つかった。抗がん剤の治療をした方がよい。きつい抗がん剤を使うことになる。脱毛は覚悟しなければならない…。

2日前に病理からの連絡を受けていたが、排尿訓練で頭がいっぱいだろうと、伝えるのを控えていたとのことでした。確かに2日くらい前から、先生何だか顔が怖いな~、とは思っていたんです。

手術直後に親が受けた説明では、リンパ節に転移はなかったとのことだったので、すっかり抗がん剤のことは私の頭から抜けていました。仕事に復帰することや、足のことで頭がいっぱいになっていました。それなのになんてことだ!

手術より何より恐れていた抗がん剤。よくなるための治療なのに、吐き気や脱毛で人を苦しませるなんて、とんでもない治療法だと思っていました。でも他に頼りになる選択肢はないのです。

これまで何度も抱いてきた“希望的観測”は、とうとうぺしゃんこにつぶれて以後は顔を見せなくなりました。

 

以下は、この話の翌日に書いたメモです。

 

昨日の話のショックはまだ残っている
抗がん剤は口に出すのも忌まわしい存在だった
そこまで辛い思いをして、何のために生きるのか
生きていてよかったと思う日が来るのか
絶望感で涙がにじむ
高いところから腕を広げてゆっくりと跳ぶところを想像する
岩山の上からだったり、ビルの上からだったり
病室の窓には「開放 禁」と書いてある
開けようと思えば開けられそうだ
まどの取っ手の構造をじっと見つめてしまう

それでも、これまでも一つひとつ乗り越えてきたことや、他に選択肢はないことを考えると、少しずつ覚悟がついてくる

死ぬのはいつでもできる?!

 

そんなわけで、只今化学療法のため休職中の私は、世間の人より一足早く実家のある熊本へ帰省しておりま~す♪

九州以外の土地の方は、熊本というと南国というイメージだと思いますが、雪も降るんですよ!

今朝の阿蘇は雪をかぶっていました。

aso.jpg

いつも字ばっかりなので(笑)、年末年始は熊本の写真も入れていこうかな?


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後遺症のこと2(足の麻痺) [手術]

術前にあった合併症についての説明の中に、足の麻痺のことはありませんでした。多分普通は起こらないからなのでしょう。

前々回、手術の翌日から歩行訓練を始めたことを書きました。立ちあがる前から、片足のももの辺りの感覚がないなぁとは思っていたのです。足をベッドから下ろして立ち上がろうとすると、ひざから崩れて立ち上がることができませんでした。ももに力が入らず、ひざを曲げたまま踏ん張ることができない状態だったのです。

結局看護師さん二人に両側から支えてもらって、片足のひざは突っ張ったまま、点滴台にしがみつきながら、やっとこさ歩くことができました。

同じ時期に同じような手術をした患者さんで、やはり術後に足が麻痺した方がいたのですが、その方は2日で治っていました。

そけい部の辺りには、足の神経が通っています。リンパ節を取るときに、ももの筋肉の神経に傷がついたようなのです。

筋肉が働かないことに加え、ももの前側の皮膚の感覚がありませんでした。
C病院の医師たち(チーム医療なので、外来と手術をしてくれた担当医以外に入院中は若い医師が2人くらい担当としてつく)には、「時間はかかるけどだんだん治る」と言われましたが、具体的な対応は何もなし。

入院している3週間の間に、点滴台に頼らずに歩くことはできるようになりましたが、転倒リスクを抱えたまま先の見通しもなく、不安な退院となりました。

退院してから1週間後、化学療法のため(この件はまた後日書きます…)再入院しました。内科の担当医が私が杖をついていることに目を留めてくれて、状態を話したところ、整形外科と緩和ケアの医師に診てもらえることになりました。

緩和ケアというのは、退院と再入院の間に、悪くなった方の足のももに時々激痛が走るようになったためです。

C病院の整形外科の医師は私の足を診て、「ほら!萎縮してるじゃん!」と言いました。ほらって言われても…(^^ゞ 確かに、麻痺した方の足が細かったのですが、それまでは、よく使う方の足がむくみのため「太い」のだと思っていました。(婦人科の医師や病棟の看護婦は筋肉の委縮にまでは気づいていなかったみたいです。看護計画上、転倒リスクが高い人になっていたけど。)

リハビリが必要と判断され(そりゃそうだ)、相談支援室の人が自宅付近で必要なリハビリが受けられる病院をいくつか探してくれました。D整形外科での初診とリハビリの順番待ちを経て、実際にリハビリが開始できたのは、手術から2カ月半経った9月の半ばでした。以来、月に3回くらい、現在もリハビリに通っています。

追記: リハビリに通ったのは、1年間くらいだったかと思います。(不正確ですみません。)最後の方は日常生活には困らないけどな~と思っていました…。

困ったこと1 運動機能障害

最初の頃問題の足は、ひざを曲げた状態で体重を支えることができず、足を突っ張っていないと歩くことができませんでした。油断をすると膝がカクッと折れて転びそうになってしまう状態。

病院内の床は平らで歩きやすいし、よく清掃されているため、万が一転んでも怪我はしにくい。手すりや壁を伝って歩くこともできる。でも、公道に出たら?起伏はある、階段はある、人込みでは誰かにぶつかるかもしれない。転んだら、アスファルトや小石で怪我をするかも。怪我だけならいいけど、それが原因でリンパ浮腫や蜂窩識炎になってしまうかも?!

それで、仕方ないので、お年寄りが使っ杖をているような杖を買って、退院してから2ヶ月弱くらい外ではついていました。

階段が初めの頃は登れず、いつもエレベーターやエスカレーターを使っていました。どうしても階段を使わないといけない場所では、2歳児のように一歩ずつ足を前に出すのです。

でも、半年経った今では、手すりをつかまずに昇り降りすることができるようになっています。歩くだけなら、普通の人には不具合があることがわからないと思います。

今までは週単位で機能が回復してきましたが、12月に入ってから停滞気味です。これからは回復してもゆっくりなんだろうと思います。走れるようになるのは難しいのかな、と自分では思っています。

追記:半年ほどで歩くには困らなくなり、9か月ほど経つ頃には、少しずつ走ることができたように思います。ちなみに、今は全力ダッシュも縄跳びも、ダンスも何でもできます!


困ったこと2 痛み

初めの頃から、ももを押さえると痛みがありました。電車で座ったときにバッグを悪い方の足のももに乗せると痛いので、痛くない方の足だけに乗せていました(笑)

再入院の前から(手術から1カ月弱)、深く腰をかけると(ベッドから足を下ろす、タクシーの座席に座る、便器に座るなど)ギューッとももの筋肉をつかまれたような痛みに時々襲われるようになりました。痛み止め(カロナールとロキソプロフェン)はもらったのですが効くまでに時間がかかるので、目をつぶって痛みが過ぎるのを待つしかありません。(途中からはカロナールを時間を決めて飲むようにしましたが、効果は???)冷房で冷えるのもよくないようでした。下痢でトイレに入って足に痛みが来たときは、どっちを気にしたらいいのかわからず、苦しさのあまり笑っちゃうくらいでした。

この激痛は1カ月半くらいで収まりました。ま、このブログを見てくださっている方で、私と同じ目に遭う方は滅多にいないでしょうけど、もし万が一そうなっても、いずれ痛みは収まるので安心(?)してください。

手術から半年経った現在も押すと痛い場所があります。また、神経が傷ついたであろう場所(そけい部の辺り)は、寒い場所に出るとピリピリと少し痛みます。でも、バッグはもう両ひざに乗せても大丈夫です♪

ももの前側の皮膚感覚は戻ったのですが、さするとピリピリします。テレビを見ているときなどにいろんな感触のもの(手、タオル、紙など)でももをさすって刺激を与えると、神経が回復しやすいそうです。でも、すぐ忘れてしまいます。

追記:その後、痛みもしびれも完治しました!そうですね、2年くらいはかかったような気がします。 

足の麻痺に対する思い

子宮を取ったのに、足が麻痺するって何なんだろう、子宮を取っただけでも不幸なのに、足の麻痺にまでなって余計不幸みたい、と最初は思っていました。人に気の毒に思われるのも嫌だし。化学療法を始めて心も弱り、足もなかなか治らずで、リハビリを始める直前には、妹に電話で、「仕事にも復帰できないかもしれない(涙)」と泣き事を言っていたらしいです。今となっては覚えていませんけど(^^ゞ

でも、今は、リンパ節とか周りの組織とか、先生が一生懸命取ってくれた分、いい結果につながるかもしれないし!、と思うようになりました。走れなくても、アスリートじゃないんだし。まして、多分長生きはしないので(希望を捨てているわけではありません。診断と、これまでの少ない症例から導かれる可能性の問題)、生きている間自分の行きたい場所に行ければ上等♪と思っています。それに、悪いことばかりではなかったんですよ。

最初から、手術してくれた婦人科の担当医を責めるつもりは全くありませんでした。難しい手術ではこういうこともあると。

後に、D整形外科の理学療法士さんに、「入院しているときからリハビリを始めていたら、委縮しなかったかな」と尋ねました。すると、委縮は免れなかっただろうとのこと。内科の病棟の医師に「治るのに半年はかかるから気長に」と言われていましたが、その通りでした。

ただ、手術の入院中に、「○月まで様子を見ましょう、それで麻痺が治らないときは~しましょう」など見通しを持たせてくれれば、退院時の不安は随分軽減できたと思うのです。それがなかったのは、私のような足の麻痺が長引くケースがあまりないのか、事を大きくしたくなかったのか。いずれにしろ私のケースを一つの経験としていただき、今後は患者に無用の不安を与えないような対応を病院としてされることを願います。


よかったこと

リハビリを受けるようになって、足の機能が回復してきただけでなく、理学療法士さんから教えてもらうことがたくさんあったんです。

例えば…筋肉同士の滑りが大切だとか。筋肉が硬くなるとそれを包む筋膜というのが硬くなったり、筋膜どうしが癒着してしまったりするそうなんです。 私は転倒のリスクを避けるため、悪い方の足は突っ張っていることが多かったですし、化学療法が始まると気分が悪くて寝ていることが増えました。だから、足の筋肉や神経が癒着を起こしていたようなんです。 ただ筋肉をつけるだけでなく、筋肉がスムーズに動くためには癒着を取らないといけないんだとか。そのため、毎回マッサージをしてもらっています。リハビリを受けなくてもある程度は回復したでしょうけど、今ほどの回復はなかったでしょう。そう考えると、リハビリを受けるようになってホントによかった~♪と思います。

それから、体の使い方について、自分が今までいかに無頓着だったか気づきましたね~。体の感覚に対する敏感さとか、歩き方とか。

あと、手術跡のケアについても、アドバイスをくれるんですね。手術跡ってピタッと平らにくっつけばいいのですが、放っておくと盛り上がって硬くなり、いずれ(10年とか20年先に)はぎゅっと内側に沈みこもうとするそうなんです。そうすると、上体も内側に丸まってくるし、全身に影響があるんだとか。だから、手術して3カ月頃から、もうマッサージしていいよと言われていたんです。でも、硬い部分は押すと痛いので、あまりしてなかったんですね。手術した跡は残って当たり前と思っていたし。(ネットでみると、いろんな薬もあるし、手術跡を消す治療まであるんですね!)内心、でも先生、10年とか20年先はどうかな~、と思ったりもして。でもこの前も、ちょっと痛いくらいにマッサージしていいよ、と言われ…いよいよ真面目にやり始めたところです。

それに、C病院の先生たちはがんのことで手一杯なので、命に関わらないことにはあまり親身な対応はしてもらえない(ま、仕方がない)んですけど、理学療法士さんは話を聞いてくれるし、いろんな患者さんを診ているのでわかることについてはアドバイスがもらえることも多いんです。精神面でも助けてもらっている感じなんですね。

あとは…身体が不自由な方の気持ちと公道でどんなことに困るかが、ほんの少しはわかったということですかね~。

こんな風に、思いがけない後遺症になることがあるんですね。でも、その時はガ~ンと落ち込んでも、症状は緩和されるかもしれないですし、心はそれを受け入れられるようにだんだんなってくる。人との出会いにも助けられます。これからは、その時期を待つくらいの余裕が持てるようになるといいなぁ!!(^o^)


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後遺症のこと1 [手術]

・卵巣欠落症
急に女性ホルモンが分泌されなくなったため、手術後数日は、時々のぼせたように暑くなりました。

術後の一時的な症状が過ぎてからは、時々あれ?と思うことはありますが、今のところ自覚なく過ごしています。 

・排尿障害・排便障害

広汎子宮全摘手術を受けると、子宮の側を骨盤神経が通っているために、排尿障害が起こりやすくなります。残尿・尿をしたい感覚が弱くなる・頻尿・尿漏れ・尿の勢いが弱いなどです。

それで、みんな排尿訓練を受けます。数時間おきに排尿をして、出た尿の量と残尿量を図り、排尿の感覚をつけるのです。

訓練を始めた日は、どうやって出してよいのかわからない感じで、ほとんど出せませんでした。出せるようになってからも、夜中は寝ぼけているせいか残尿が多かったり。

でも、私の場合は、担当医が、神経を温存するように手術をしてくださったそうで、ありがたいことに結構早めに出せるようになりました。勢いも問題ありません。

最近は、神経を温存するような手術の仕方が研究されているようで、だんだんそれが主流になっていくのではないでしょうか。

ただ、他の患者さんで、1ヶ月近くかかっている人もいました。5年前に手術をした人は、訓練のためだけに3カ月も入院したそうです。(5年前だからでしょうね)

リンパ節をどれだけとるのかなど手術の程度によっても違ってくるので、人と比べずに、訓練をした方がいいと思います。

私も尿をしたい感覚はあるけど以前よりは弱いので、長くとも3~4時間おきには行くようにしています。

排便については、やっぱり始めはどうやって出してよいのかわからなかったけど、自然に出せるようになりました。

術前の説明では、排尿障害と排便障害と両方出ましたが、不思議と排便訓練はありません。酸化マグネシウム(便を軟らかくする)や腸の動きをよくする薬などによって、補助できるからだと思います。

・リンパ浮腫

まずは術後、一時的に起こるむくみがあります。

これはほとんどない人もいるみたいです。体質によるのだと思います。

私はありました。おへその辺りから足まで。

資格のある看護師さんが、リンパマッサージの仕方をマンツーマンで教えてくれます。入院中は暇なので1日に4セットも5セットもしていました。

このリンパマッサージは、筋肉をもむような普通のマッサージとは全く違います。美容のために行うリンパドレナージュとも違うようです。(私は美容の方はやったことがないので、わからないのですが…)

マッサージをすると効果は感じられるので、やりがいはあります。

それでも、術後の一時的なむくみが本当になくなったと感じたのは、術後4~5カ月経ってからです。

また、わたしの場合、点滴などで水分をたくさん摂ったり、足を使いすぎたりすると少しむくみが出ます。きっとむくみやすい体質なんだと思います。

リンパ節を郭清した人は、虫さされや怪我など、リンパ液に黴菌が入るようなことは要注意です。

正座もは厳禁なので、長座がしやすいように座イスを買いました。

私はリンパ浮腫を恐れる気持ちが強くて、夏場は玄関先に液体の虫よけを点けっぱなしにしていました。(ちょっとやり過ぎ)

ちょっとゴミを捨てに行くときも長いパンツをはいて、虫よけスプレーを足にふってから出ていました。怪我もしないようにすごく気をつけていました。

でも、さすがに一生足に怪我もしない、虫にも刺されないなんて無理です(笑)

私も、物を落として足に擦り傷を作ったり、虫にもさされたり…でも、蜂窩識炎にもリンパ浮腫にもならず。もちろんすぐに消毒はしていましたが!

他の子宮頸がんになった方のブログを読ませていただくと、リンパ浮腫が発症した方は、リンパ浮腫のことを意識しなくなったころに、つい無理をしたことが原因になっていることが多いように思います。

だから、これからも油断をせずに予防していかないと。

リンパマッサージも、よっぽど具合の悪いとき以外は毎日やっています。

でも、仕事を再開したら毎日するのは大変だろうな…


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